温泉の利用

当館は源泉井戸(1号井戸)から、
400メートルほど離れております。

源泉井戸は1号井戸と2号井戸と3号井戸があり、
合流して各旅館に分湯されております。

噴出時90度以上の熱泉は当館に到着すると、
80度前後に落ちています。

それでもとても熱く、
温泉卵は5〜10分位で出来上がります。

源泉をそのままにして入浴するには、
熱くてとても危険です。

昔から川の水や山の水で薄めて、
温度を下げて入浴して来ました。

最初に入る人は水で薄めて入るのに30分位かかる事はざらで、
2番目3番目と入り易くなります。

特に朝一番が大変でした。

循環ろ過方式が出回りまして、
温泉の温度が一定になり、
汚れもろ過する事で急速に普及しました。

当館も利用しております。

と言ってもプールのように、
同じ温泉を何日も循環しろ過しているのではありません。

夏の暑い時にも源泉が常時入っています。

熱くなりすぎて全量を浴槽に入れられませんが、
冬は浴槽内も温度が低くなるので源泉の量を増やし、
温度を上げるようにしています。

ですから循環ろ過方式と言っても、
正確には「半掛け流し風呂」と言うべきかも知れません。

露天風呂は循環ではなく、
源泉掛け流しです。

露天風呂は小さな浴槽が4ヵ所あります。

客室の陶器風呂にはお箸一本くらいの量の源泉を少しずつ流し入れ、
入った量だけ底から排出する方法です。

しかし循環していないので上部は熱く、
底部はぬるいのでかき混ぜてからお入り下さい。

夏場は気温も高くなり、
お湯の温度が上がりますので、
水を入れながらお入りいただければと思います。

貸切露天風呂は、
屋根がないので昼間はお湯の温度が上がります。

日が落ちてから入るのがオススメです。

レジオネラ菌対策のために、
塩素殺菌とマグネットによる殺菌の併用をして、
塩素臭い温泉にならないようにし、
清潔で安全な入浴になるよう努めております。

いずれにしても、お客様の要望に沿うように努めておりますが、
松之山温泉は地下資源である温泉を大切にしておりますので、
全てに亘ってご要望に沿わない事もあるかも知れません。